体の部位別かんたんテーピングの方法

スポーツ別のテーピング

このテーピングは、通常生活の場合でもよく利用されますが、最も頻度が高いのはやはりスポーツをしている人でしょう。その中で身近なものとして「ジョギング」を事例にしてみます。

 

「ジョギング」の場合で多いのは足の裏の疲労で、偏平足になりがち。そして着地の衝撃を分散できなくなるので痛みが出ます。そこで足の裏をサポートするためにテーピングをします。

 

貼られる人の姿勢は、あおむけで足を伸ばし、足首を曲げて垂直にします。使用テープは4本です。

 

1本目は、最初にかかとから指先までの長さを測ってテープをカットしておきます。これを4等分に縦の切込みを7.5cmまで入れます。角は切り落として剥がれにくくします。剥離紙は真ん中から裂いて粘着面を出します。

 

足の接地部分に粘着面を付けて、指に沿ってテープを一本ずつ貼ります。指のラインに沿って軽く引っ張りながら貼ります。こうして人差し指~小指まで貼ります。指の付け根を押さえて、引っ張りながらかかとまで貼ります。全体を押さえて終了。

 

2本目は、テープを親指の付け根~かかとまでの長さを測り、その長さの2倍でカットします。これを縦にカットして、テープを半分の幅にします。貼るのは、親指の付け根からで、親指を曲げないよう、包むように貼ります。親指の付け根を押さえ、テープを引っ張り、かかとの内側に向けて貼っていきます。こうしてかかとの後ろを通って親指の付け根まで貼っていきます。全体を押さえて終了。

 

3本目は、足の甲を1周巻ける長さのマイナス5cmでカットします。このテープの両端を持って引っ張りながら足の裏を持ち上げるような感じで貼っていきます。貼り終わりは足の甲の部分で、全体を押さえて終了です。

 

4本目は、3本目と同じ長さにテープをカットしておきます。テープの両端を持ちって引っ張りながら貼りますが、3本目よりも少しずらして貼るのがポイントです。足の甲で貼り終えて、全体を押さえて終了となります。

 

こうしたスポーツや状態別のテーピング方法については、いろいろなサイトでも紹介されているので、是非、調べてみてください。