体の部位別かんたんテーピングの方法

テーピング方法

テーピングの方法と言ってもいろいろ分類があります。まずは「アンカー」です。これは固定、圧迫しようとする関節や筋肉を挟んで、その上下、もしくは左右に巻く方法です。

 

「スプリットテープ」(コンプレッション・テープ)は、伸縮テープを縦半分に裂いて、それで固定、圧迫しない部分を避けて巻く方法。

 

「チェックレイン」は、捻挫している手指、隣の指の間を少し開けて、テープを輪の状態にしてつなぎ、その間の部分に別のテープでロックする方法。

 

「テープチューブ・Xサポート」は、関節部分、特に強く圧迫したい部分をX字形に巻く方法です。

 

脚の関節部分はいろいろな方法があります。
「スターアップ」は、脛から足の裏を回って反対側の脛まで巻く方法があります。
「ホースシュー」は、足の側面から踵を回して反対側へと巻く方法。
「バスケットウィーブ・サーキュラー・スパイラル」は、膝や足首をらせん状に巻く方法。
「フィギュアエイト」は、足の裏の中央や踵部位の「フィギュアエイト関節」などを8の字状態に連続的に巻く方法。
「ヒールロック」は踵を巻いて固定する方法で、足首のねじれを予防します。

 

こうしたテーピングテープを販売しているメーカーは、「ムトーエンタープライズ」(フィノア)、「アクタ」(スパンデックス)、「アシックス」(K)、「キンドマックス」(W/E/SE/U/K/F/LAP)、「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(W/U)、「ニチバン」(ノーライン)、「日本衛材」(ノーライン)他、があり、テーピングの目的、部位から選ぶことになります。